少し俵屋さんのご紹介をしたいと思います。
ここ俵屋は、江戸中期、石見の国(島根県)の呉服問屋「俵屋」の京都
支店の支配人として赴任した岡崎和助のもてなし上手が買われて石州藩士
の定宿にもなったというのが始まりだそうです。
ここが俵屋旅館として世間に認知されるようになったのはなんといっても
11代目当主、佐藤年さんの功績でしょう。彼女の旦那さんが、日系二世の
アーネスト・サトウさんでした。彼は雑誌ライフのカメラマンとして昭和
37年に来日し、年さんを見染めて結婚します。彼の見識が、俵屋を今日
の俵屋にし、故スティーブ・ジョブズやスウェーデンのグスタフ国王が泊
まられるようになったのです。
玄関。
部屋。
お軸などはすべて真物です。部屋に掛けてある本日の一覧。
酒井抱一とか、上村松園とか平気で飾るんですね。写真を撮るなとか
野暮な事は決して言いません。私らの部屋のは大田垣蓮月さんです。
こたつ付き。当然あったかくなっています。
まずビール。
グッズを販売しています。
図書室です。
高野槇の風呂。
有名なお布団。
翌朝の朝食。
干物は選べます。私のはアジとハタハタ。
舞茸の煮物とほうれん草のおひたし。ちりめん山椒。湯葉の味噌汁。あと
平野屋の湯豆腐です。
当然ビール。
いやいや。堪能しました。
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