大入り満員の店内。
では握り編。まずは中トロ。堂々たるお姿。
アマダイ握り。
シマアジ握り。
スミイカ握り。ここらへんで、へ?と思いはじめます。
イカの握りは職人さんが大変工夫を凝らすところで、
表面に飾り包丁を入れたり軽く炙ったり、いろんなイカ
を食べさせてもらってきました。これは単なるイカですね。
まあ隠し包丁は作法通りに入っていて、ちっとも固くはな
いですが、これは愛想がないだろと。
箸休め。太キュウリの糠漬け。
襟裳雲丹。軍艦ですか。。。。久しぶりに単なる軍艦を出す
店に来ましたな。。。
漬け握り。仕事には手抜きはない。
車海老握り。これは生。海老の次元が別物の仕入れでした。
素晴らしい旨さでした。
連れは活け海老が食べられない。火を通した握り。
穴子握り。香り高い。
納豆巻き。どこぞの○寿司の大将のように妙なこだわりは
持たない。当然のように食べさせてくれます。
かっぱ巻きで〆ました。
最後に水茄子。漬かり方が大変良い。
ああなんと不幸な我々なのでしょう。
一幸やら
すし匠やら、凝ったすし屋ばかり
に通ったあまり、すっかり口が奢ってしまったのですね。正直あれだけのつまみ
も握りも平凡としか感じられません。ハワイではあの有名な
○寿司の大将に握っ
てもらったと言うのに、これはいつものすし善と同じやんてな感想をわざわざ
500ドルも払って言う羽目になってしまうわけです。
あれだけ愛したこの久兵衛も、かつての輝いた姿をもう我々には見せてくれない
のですかね?それとも、たまたま今日の板さんに工夫が無かっただけなのでしょ
うか?それはいつか別の日にまたご報告させていただきます。
ただ、もう閉店したというあの
水谷に行っといてほんとによかった。あの大将の
握る寿司はほんとうに大したものでした。おかげで同じく撮影禁止のすきやばし
次郎さんに行ってないのがあまり悔しくありません。
水谷の大将は次郎さんから出でて次郎さんを超えたという噂の手練れでしたから
ねえ。今日の板さんにももっともっと修行してもらいたいものだと思いました。
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