後編。淡路、千成寿司にお邪魔。

では主に握り編。まずは鱚から。小体な旨味です。ここの酢飯は赤酢です。新地の黒杉ほどの凄い旨味は無いが、お味が軽くて実にうまい。
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勝浦の中トロ。大変よろしい。
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私のつまみ。炙り唐墨。唐墨を炙る事を覚えると身上が傾くと言われています。うちの連れもよく唐墨を焼いてくれますが、炭火で炙ると一味違う。
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カスゴの握り。鯛の子供ですね。関西の春のネタです。大変うまい。しかも美しい。鯛というものはどうもある意味大味なものですが、このカスゴは握りにすると全く別の旨味を持っています。カスゴを刺身で食べさせる店が無いのもよくわかります。握りのネタにしかならない魚もあるわけです。
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赤貝の握り。これも握りでしか表現できない旨味があります。切っつけが実に美しい。寿司というものはお味もさることながら、様式美、というものが重要です。これはカスゴとともにその代表格。
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淡路と北海道の雲丹丼。震える旨味ですね。
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つまみで鬼海老。
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付き合いももう15年になる大将。まだまだ若い。もっと頑張ってもらいたい。忙しくなるといらいらするのが何ですが、真の天才料理人。
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改装した内装。大変美しい。壁紙なんでしょうね。
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シラサエビ握り。美しい。
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白魚オリーブ油かけ。大将が最近知り合いにインスパイアされたオリーブ油なんだそうです。大変うまい。
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私のつまみ。キンメの炙り。実にうまい。
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同じくキンメの炙り握り。どっちが、と言えば握りの方がうまいと思います。見ただけでうまいのがわかるでしょう。
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〆に入る。納豆巻き。品質に関してはいろいろ思うところもおありでしょうが、この店はもともと納豆巻きを置いてない店だったのです。これが食べられるだけでもお有り難いのであります。
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〆第二弾。かっぱ巻き。かっぱにするとこの店の寿司飯の旨さが際立ちます。色目が美しいですね。
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連れが頼んでないネタで私が頼んだ最後の握り。煮ハマグリ。この店は淡路という関西ローカルにありながら、江戸前を標榜する気骨のある寿司屋です。江戸前を名乗るなら、煮ハマは欠かせないでしょう。大変うまかった。
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大変結構でした。今後もよろしくお願いいたします。京都紀行でしみじみ思いますが、私らにとってつまみが頼み放題というのは関西では大変貴重です。これだけ食べて二人で三万円弱というのは、関西でもありえない値段です。とてもおすすめですので、是非ご訪問ください。有名店お得意の、一見さんお断りというような無粋なことは一切無い店ですので。







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by rodolfo1 | 2018-03-05 02:59 | 寿司 | Comments(0)
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