12年前にフォーシーズンズホテルから紹介されて初めてお邪魔したのがこの店だったはずなのでした。ウェブサイトから予約し、きちんと返事ももらっていたのですが、なんと店が違っておりました。店外観。
ジャコモと云う名前に間違いは無い。
名前を告げるとどうも予約が無かった模様。でも座らせてもらえました。この店は、ダ・ジャコモと言う名前のシーフードレストランだった筈なのです。メニューを見せられてもまだ気が付かない。
まあパンが初めから置いてある。
プロセッコに店の名前がある。大した名店ですね。
ビールも店のビール。すごいですね。
かんぺ〜。ビールもうまかったそうです。
店はガラガラ。大丈夫かと思いましたが、帰る頃には行列が出来ていました。
連れの体調が戻ったとのことで、待ちに待った生牡蠣を頼む。えらいうまい。この牡蠣は、私らが良く通っている大阪のオイスタールームのとは違って、牡蠣が殻にへばりついています。オイスタールームのは大体は殻から外れているし、この牡蠣ほどの旨味がありません。これはきっと海から揚がったままの牡蠣なのだと思いました。いやいや大してうまかった。
ピエモンテの白ワインをもらう。
ここでおかしいなと思ったのが、この店の名物、ロブスターを頼んだところ、この頃ロブスターは出してないと言うのです。がっかりして見せると、ちょっと相談してくる、と言ってしばらくすると、二人分用意できるというので頼みました。不思議だな〜と思っていたのです。そもそもロブスター二匹を用意できるならもっとメニューに載ってる筈だろうし、日曜日のこんな時間にロブスターを買いに行ける筈も無いのです。ともあれロブスター到着。この一面のトマトの下が立派なロブスターでした。しかも身がプリプリで実にうまかった。
〆に生パスタのスパゲティー来る。当然うまい。
小菓子来る。
わてはアマレットをもらう。イタリアではリキュール飲まねば。
帰っていろいろネットを検索していてやっと疑問が氷解しました。私らが行ったのは、
ジャコモ・ビストロという店で、この店の隣に同じ住所表記のダ・ジャコモと言うレストランがあったんだそうです。んで、私はそっちを予約したのに、タクシーの運転手がこの店の前に停めたので、こっちに間違えて入ったんですね。だからロブスターは隣のレストランからもらってきたのでしょう。店の兄ちゃんも言ってくれれば良いのにね。というわけで、ミラノでロブスターを楽しみたい皆さんは、間違えないように隣のダ・ジャコモをご訪問くださいませ。
つぶやきランキング