帰りの機内は普通寝ません。映画を4本見る。ブラックパンサーは映画としてはつまらん映画でしたが、これが海外で大受けしたというのは、いかに今までの白人映画では黒人と女性が添え物扱いにされていたかというのが如実に理解される映画だからだったのだと実感しました。あとインド映画のバーフバリは、ネットで話題になるのはわかる作品でしたが、まああんなもん。グレイテスト・ショーマンは良い映画でした。さすがはラ・ラ・ランドのスタッフが作った力作、ヒュー・ジャックマンの歌が相変わらず下手だった以外は楽しめました。さすがだったのはスピルバーグのペンタゴン・ペーパーズ。トム・ハンクスとメリル・ストリープの名演技が光った名作でした。特に、ワシントンポストの社長のキャサリン・グラハムを演じたメリルが、当初はろくすっぽスピーチもできなかったのに、ペンタゴンの極秘文書を巡る丁々発止の軋轢から、男まさりの大英断を下す、というすさまじい名演技を発揮しました。素晴しかった。