かつてかの世界的な有名店、エル・ブジで腕を磨いた山田力シェフが東京、NYに続き、ホノルルで開店したというのでお邪魔しました。ヤマダチカラ・ホノルル。まだまだ謎が多い店であります。そもそも何の店なのかがいまいちわからない。Yelpにはタパス料理店というカテゴリーで登録されていますが、レビューを見ると和食に近い。真相を確かめるべくお邪魔してみました。外観。さて入るか。
メニュー。
店内。
メニューは80ドルのフィックスメニューですが、オプションを選ぶことができ、そのオプションによって値段が上下するシステム。
ビールでかんぺ~。
まずは前菜。キャビアごはん。ごま豆腐の白味噌かけ、シアトルの蒸し牡蠣。キャビアごはんが素晴らしい。大変にうまかった。ごはんの工夫が大したものなのでしょう。ごま豆腐も大変結構。
連れの、トリュフのヴィシソワーズ。
私の魚介盛り合わせに醤油のヌーベを添えたもの、、ヌーベとは、醤油とリンゴジュースをゼラチンでふわふわのムース風にかためたものです。これのまがいものをよくJALが機内食で出してましたが、それとは比較にならないうまさ。魚はマグロとタコ、ホタテ、海老、ヒラメでした。これもまた素晴らしかった。
連れの。かにとウニのロワイヤル。普通だったそうでした。
私の、穴子のスモーク。ふたをあけると燻製香が香ってきます。お味も良かった。
冷製前菜、キノア。フォアグラに味噌味をつけて粉末冷凍に仕立ててものに暖かいスープをかけて再構築して食べさせます。すばらしいうまさだった。さすがはもとエルブジ。こういう料理を出してたんですね。
口直しの野菜スープ煮。これはごく普通。
メイン。連れのかじきまぐろの味噌幽庵。幽庵焼きというか、ラタトゥイユをかけたものでした。火入れの加減が素晴らしい。時差ボケで昨日は3時間しか寝れなかった連れにはお気に召しませんでしたが、まあ仕方が無い。
私のタンシチュー。ボリュームも十分な皿でした。大変うまかった。
〆。連れの和風おむらいす。中のご飯は鯛飯でした。食欲が無いという連れが食べたところを見るとうまかったのでしょう。
私の〆。ボロネーズ稲庭うどん。チーズの泡かけ。これもまた凝った料理でしたが、冷たいうどんに熱いたれを注ぐならもっと熱くないといけなかったんじゃないでしょうか?なにかあいまいなお味になってしまいました。
デザート。ティラミス。
麦茶。
ほうじ茶。
ごちそうさまでした。これで210ドルなら大変結構なお値段でした。再訪すると思います。