高槻にフレンチが10月1日に新規開店したというのでお邪魔してみました。
ターブルタカイです。
もともとはイル・キアーロというイタリアンがあった所です。かつて一回だけ行きましてわりと気に入ったのですが、その後再訪しなかった所ここに変わっておりました。
なんでももとは高槻市野田というところでル・テアトルという名前でやっておられたとのことです。メニュー。3500円と5000円と8000円の三つのコースのみでやっておられるということですが、メニューには5000円までのコースしかありませんでした。
シェフが一人でやっておられます。あまり大人数で予約無しで行くのは無理でしょう。
スパークリングワインでかんぺ~。
銘柄。
マグレ鴨とピオーネのコンポートサラダ仕立て。一人でやっておられる訳です。鴨をその場で炙るのはまあ無理なのでばさばさなのも仕方がない。なにぶん5000円ですからね。ソースのお味はちと濃いめですがまあまあよろしい。
ホタテ貝柱のカダイフ包み焼き。火通しが若干甘いが、シェフの方針は大変よくわかる。うまかった。底に敷いてあるラタトゥイユのお味は素晴しい。これだけ食べさせてもらいたかった。
ごぼうのポタージュ。熱々。オリーブオイルがトッピングされている。うまいが脂っこい。
三重の鯛と天使の海老ヴァプール香草風味。大変折り目正しい。後に聞いてみたらばやっぱり京都ハイアットリージェンシー出身であった。攻めてはいないが守りは大変固い。決して変な方向に逸脱しないシェフだと思いました。うまかった。
牛フィレ肉のグリエ、フォアグラ添え。これは素晴しかった。焼きも大変良かった。正直言えば煮込み料理でシェフの力量を見たかったが、なにせ5000円でワンオペ。いろいろ言ってもしょうがない。なにせ当地は高槻。普通の店があるだけでもありがたいのであります。これだけ出ればなにせ腹一杯にはなりますね。
デザート。白いのは珈琲風味のブラマンジェ。中まで白いにもかかわらずコーヒー風味。
連れが無理を言ってフレンチにもかかわらずエスプレッソを注文。親切ですねえ。
なかなか良い店でした。再訪ありです。