さて、エスサワダに初お邪魔。
店外観。
青島ビール。
かんぺ~。
フィンガーボウルが出る。
上海蟹の紹興酒漬け。生です。大変不安であったが無事だった。えらいうまかった。
クエの葱生姜炒め、原木しいたけ。銀杏、カリフローレ、山わさび醤油。これもまたうまかった。
三重県産サワラ、クミンとかパクチーとかの香草炒め。香りが素晴しかった。盛りつけも大変良い。
点心登場。
香港式肉焼売、海老餃子、小龍包。酢も醤油も無い。そこは何とかして欲しかった。
三重県産赤牛、下仁田葱ソース。ポーションが少ない。何を食べているのかようわからん。まあ値段を考えればこんなものかもしれない。お味は大変良い。
ピータンとハムタンの煮込みそば。ハムタンとはアヒルの卵のピータン仕様ですね。うまかったが味にメリハリが無い。量を大中小指定できるので、小を指定したのが悪かったのかもしれません。
たったの6品で12.000円。しかもここまで1時間半。私らは8時に入ったのに、先に出た客はたったの一組。あとのお客さんはみなまだ食べておられました。私らは待たされるのが嫌いです。しかも中華料理というものは普通皿が出るのが大変早いものです。ミシュラン一つ星だけのお味のクオリティはありましたが、二度と行きません。ここのシェフは多分本場で修行したことが無いのでしょう。本場の中華料理で一番大事な事は客を待たせないこと、次に皿のポーションがでかいことです。ポーション問題については大変悩ましいのですが、中華の名店はみなそうです。たった二人くらいで行く客が悪い。しかし日本人の二人客を前提にメニューを決める店は中華料理を名乗る資格が無いと思います。まあここのシェフは、日本人のテイストを中華料理に注入したみたいなことを思っているのでしょうが、とんだ勘違いですね。中華には中華の良いところがある。日本人の文法で中華を語ってしまったトンデモ料理屋でありました。