連れがどうでも行くと言うのでお邪魔しました。ボヘミアン・ラプソディ。
予告動画。
私はどうも音楽、というものにいまいち惹かれないたちです。大学時代はジャズ喫茶に入り浸っていましたが、ロックは本来苦手でした。しかしこのバンドの曲を聞いたことのない人はいないだろうほど当時売れていたバンドでしたね。しかも主人公、フレディ・マーキュリーは今日あまりにも流行の最先端的人物です。まず彼は避難民です。本来ファルーク・バルサラという名でザンジバルという国に生まれたペルシャ系インド人でした。
そのザンジバルで革命が起きます。革命政府はインド系のザンジバル人を追い出し、フレディ達は旧宗主国イギリスに逃れます。当時フレディは17歳。突出した音楽の才能があった彼は後に知られるようにクイーンに加入し、めきめきと売れて行くのですが、彼は実はゲイだったのです。それをほとんど隠さなかった彼でありましたが、エイズにかかったことを公表し、ご存じのように45歳でエイズで亡くなるのです。映画のキャストは呆れるほど本人たちにそっくりです。もうすぐ死ぬとわかっていたフレディは、別れていたクイーンのメンバーと再開し、ライブエイドの大イベントに向けて準備を始めるのです、後半21分は、元クイーン達の指導を受けたキャスト達の天才的なクイーンの演奏の再現でした。クイーンたちのドキュメンタリーを見る気分でありました。
ちなみにこれはメイキング動画です。ギターのブライアン・メイが俳優を実際に指導するところが映っています。大変興味深いですね。