さて、その2。お椀。この時期の懐石料理のお椀には霧を吹くきまりです。涼味を演出するんだそうです。由緒正しいですね。
さて中身、鮑、肝胡麻豆腐、秋田のジュンサイ。良い出汁ですね。実にうまかった。
いい器ですね。俵屋並と言って良い。
焼物。マナガツオ焼き霜、カラスミ掛け、フィンガーライム添え。香ばしい。味の起承転結が素晴しい店ですね。
フィンガーライム。ホノルルの
すし匠でお馴染みですね。
付け合わせの花キュウリ。なかなかに味わい深い。
クエ酒蒸し、おかひじき、北海道雲丹、ホースラディッシュ添え。お味も色目も素晴しい。
海老の頭の鬼殻焼き、これはちと火が通りすぎていた。1時間以上も炙ってくれたのですが。。。
オクラ、デラウェア、マイクロトマトと生姜。優しいお味の酢の物ですね。
長い時間をかけて、炭火で牛肉を炙る。最後に松葉をくすべて香りをつける。
万願寺と牛肉、松葉いぶし。大変に香りが高い。実に良い牛肉でした。
漬け物来る。水茄子とか。
ご飯来る。粒貝、北寄、アサリ飯。実にうまかった。
荒川の桃で〆ました。ごちそうさまでした。俵屋旅館以来久しぶりにご馳走を食べた、という実感を抱かせる良店でした。