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カテゴリ:漫画( 18 )

永野護作「ファイブスター物語14巻」を読みました。

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前巻13巻で、すべての設定が変わってしまって読者を驚嘆させた(あまり良くない方向に。。。)FSSですが、14巻でも設定はそういう感じです。新しいGTMのデザインと新しい名前、どこかで聞いたことのある登場人物の名前とほとんどの記載が名前で埋まっています。これは以前のモーターヘッドから更にとんがり感を増したGTMというロボットのデザインと相まって、なにか病名がつくようなごちゃごちゃした感じがずっと続きます。

更に目につくのは、脇役の登場人物たちのデッサンの杜撰さです。おそらく主なアシスタントが離れてしまって、永野先生ほとんど一人で書いているのではないですかね。以前からそういう杜撰さはあったのですが、この巻では耐え難いほどです。表紙も裏表紙もものすごい雑。ほとんど同人誌と言っても不足はありません。

次第にかつて登場した人物たちが参戦し、枢軸国とベラ公国のツラック隊との戦いは、本格化します。最後の戦いは、コーラス・ハグーダ戦役のあの名場面の焼き直しです。最後の1/4ほどに出て来るロボットはかつてのモーターヘッドにかなり戻ってきています。ツバンツヒがアマテラスに持ってきたGTMはほとんどログナーのクラウド・スカッツでした。

次第に萩原一至先生のバスタードの様相を呈しています。前回の13巻が2015年でしたから、4年に一作では漫画家活動としては極めて低調です。それでも並みの作家のように打ち切られないのは、キャラデザインや同人誌などの仕事があるからなんだと思います。正直私はギブアップに近いです。書評では永野先生についていっている人たちもいる模様ですが、以降の書評はそういう方々にお任せしたいと思いました。


by rodolfo1 | 2019-06-09 02:38 | 漫画 | Comments(0)

山本中学作「繋がる個体」を読みました。

山本中学作「繋がる個体」を読みました。
コミックモアイで第1巻が公開されているので多少ご覧ください。
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つかみはOKですよね。この何とも可愛いJKココちゃんは何と
井口君に一目惚れしてしまうのです。何とか井口君を落とそうと、
あの手この手で奮闘するのですが、何と井口君はココの話に全く
乗ってきません。それもそのはず、井口君は、5年前にココちゃん
の姉、くるみと恋愛関係になりながら振られてしまい、それをまだ
引きずりながら彼女と未だに同じ職場で暮らしているという優柔不断
ぶりなのです。

ところで、くるみとココは、異父姉妹です。母親が離婚してココが生
まれるのですが、それとともに、くるみは母親たちとフェードアウト
し、別居します。くるみの中には、自分が身を引けば周りは丸く収ま
る、というネガティブ思考があり、それに囚われていたために結局井
口とも別れてしまったのです。ところが積極的なココの井口へのアプ
ローチを見て、自分のネガティブさに気づき、再び井口と繋がり直す
ことを決意します。

振られたココは、同級生の千原に思いを長年寄せられており、彼の思
いを受け入れ、同棲を始めます。その隣室に住んでいたのが大学の清
掃の仕事をしている変人原田でした。

原田は周囲との繋がりをあえて断ち切り、ミニマリスト生活を送って
います。その原田にココが近づき、天真爛漫なココに振り回されなが
らも次第にココに惹かれていき、千原とココの前にあえて立ち塞がる
ことで却って二人の繋がりを強めて行く結果となり、原田は身を引き
ます。

最後に彼は言います。「ごめんな、オッサンも久々に面白かったわ。」
彼もまた他人との繋がりを取り戻し、新たな職場でチャレンジを始め
るのです。漫画にしては素晴らしいストーリー展開でした。世の小説
家を名乗る方々たちは、この作品を読んで大いに啓発されるべきだと
思いました。

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by rodolfo1 | 2017-01-21 02:03 | 漫画 | Comments(0)

井上純一作「中国嫁日記第五巻」を読みました。

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さえないデブのオタクな日本人中年漫画家兼フィギュア造形業者が、若い美人の中国人嫁(月=ユエちゃんと言います。)をたまたまもらってしまって幸せになった超人気ブログ、中国嫁日記の書籍化第五巻です。このブログははじまりから注目しておりましたので、いままで書籍化されたものを買ったことはなかったのですが、今回は多少事情が違います。あまりブログでははっきり書かれていなかったのですが、どうも主人公のジンサンがやっていた会社でトラブルがあり、ジンサンはとても困ってしまった模様です。その詳細が、裁判に抵触しない範囲で書かれている、と別ブログで告知してあったので購入してみました。結論的には大変素晴らしい小説だと思いました。小説としての体裁が、ではなく、ユエちゃんの人間としての強さ、というのか中国人としての強さをありありと感じさせる内容だったからです。私の書評はしばしばネタバレしますが、これに限ってはそれはしません。最大の危機を乗り越えたらしいですが、今でもやっぱり困っている二人を応援する意味でも是非お買い求めください。美しい桂林の写真も載っております。今までの経過がわからない方々へも絶対のおすすめです。これを読めば中国人に対する考えが変わるパワーを持つ一冊だと思います。これはkindle版ですが、 kindle paperwhiteではカラーでは読めないので、その場合は紙書籍を購入された方が良いと思います。



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by rodolfo1 | 2016-05-27 02:34 | 漫画 | Comments(0)

wako作「サチコと神ねこ様」を読みました。

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大変おもしろかったです。もともとはネット漫画であったものが書籍化されたもので、ドSのリケジョサチコの家に転がり込んできた元野良猫の神ねこ様との暮らしを描いた漫画なのですが、原作は、編集者の意見を経ないネット漫画独特の、サチコによるものすごい毒吐き漫画だったのですが、この本の後書きでも著者が言っているとおり、ものすごい編集が入りまして、かわいいリケジョのサチコと普通に会話する猫(神さまですので猫はしゃべるのです。)のほのぼの漫画となっています。原作は今も連載されておりまして、神ねこ様の友達のクロを飼った木の弱い木下君や、サチコの同級生でオネエの尾崎、ガテン系のサチコの弟ジローなど、興味深い脇役に支えられて大変愉快な作品ですので是非こちらもお楽しみください。

いいのか悪いのか。。。漫画を多少ご紹介します。
サチコはこれ。
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脇役たちはこちら。
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by rodolfo1 | 2016-04-09 02:02 | 漫画 | Comments(0)

となりのヤングジャンプ。憂鬱君とサキュバスちゃんが面白い。

となりのヤングジャンプ。憂鬱くんとサキュバスちゃんが面白いです。
会社勤めをしていたものの、うつ病を患って引きこもりになった
憂鬱くんに悪魔サキュバスが憑りつきます。ところがこのサキュバス
はえらいかわいらしいのです。一生懸命憂鬱君の世話をして、なにせ
サキュバスですから、盛んに誘惑はするのですが、決して無理強いは
せず、憂鬱君に無理に働きに行かなくていい、と言って自分がパン屋
でバイトして、憂鬱くんを養っています。隔週の金曜日に更新されます
ので、どうぞみなさんご覧ください。三作ほど紹介いたします。
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なかなかかわいいですよね。絵は荒いですが、キャラは大変良くできていると

by rodolfo1 | 2016-02-27 02:39 | 漫画 | Comments(0)

永野護。ファイブスター物語13巻を読みました。

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前号12巻が発売されてから9年。ついに13巻が売り出されました。以前は本屋で立ち読みもしていたのですが、この頃立ち回り先に本屋がなくなり、あっても月刊ニュータイプは置いてない情況でしたので、ごくまれに伝わってくる情報のみであとはただ待っているだけの情況でした。永野先生は、最近映画「ゴティックメード、花の詩女」という映画を作成されましたが、物語はその映画の設定のように変化しています。冒頭に出てきた黒騎士ダッカス・ブラックナイトは噴飯ものの出来でしたが、なにせ9年間も待ったのです。再度読んで見まして、まあ納得しました。永野先生の最大の売りであったロボットのデザインが根本から変わり、それとともに物語にもかなりの変遷がありますが、まあ大筋は、12巻よりの続きを踏襲しています。9年間さぞかしいろんなことがあったとは思いますが、このまま埋もれさせるにはあまりに惜しい才能ともともとの蓄積です。最後に出てきたロボットにかつての片鱗をうかがいましたので、これはこれで良といたします。がんばってください、というのは言ってはいけない言葉かもしれませんので、今後に期待する、とだけ申し上げます。
前作に登場する従来型のロボット。破裂の人形です。
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13巻に登場するゴティックメイド。黒騎士 ダッカス・ブラックナイト。
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以前の記事。
才能の枯渇。漫画の場合。





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by rodolfo1 | 2015-09-05 02:41 | 漫画 | Comments(0)

西炯子「娚の一生全4巻」を読みました。

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西炯子「娚の一生全4巻」を読みました。
漫画、という芸術には絵と物語が含まれていますが、中でも重要なのは、絵がい
かに独創的で美しく描けているか、ということだと思います。西炯子先生は、と
りわけ美しい絵をお書きになる。先生によって具現化された登場人物たちはみな
それぞれに美しいですが、とりわけ主人公二人の造形が秀逸であると思います。

堂園つぐみは、30過ぎのキャリアウーマン。大手電気メーカーでばりばり仕事を
していましたが、思う所があり、祖母の残した田舎の家を預かることになるので
すが、その家に祖母の教え子だったという50台前半の海江田醇が転がり込んで来
ます。なりゆきで同居生活を始める二人でしたが、恋に臆病なつぐみは、海江田
からのプロポーズを素直に受け入れられず、あっちこっちに遠回りをしながら
も、次第に海江田の気持ちを受け入れ、同時に地域に根を生やしていきます。

捨て子、それぞれの過去、地熱発電所計画、それに伴うつぐみの誘拐事件など、
さまざまなエピソードを経て、大団円に至ります。女流で当代一、という評価も
高い西炯子先生の代表作です。おすすめです。




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by rodolfo1 | 2015-06-19 02:55 | 漫画 | Comments(0)

Kindleの無料コミックで土日潰せる件

Kindleの無料コミックで土日潰せる件。
なるほど潰れました。
以下の三作をネットで落として大変楽しみました。
一作目。クレイモア。
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なんとkindleで3巻まで無料で読めるというキャンペーンを発見しましたので読んで
みました。なかなかよく書けています。いつとも知れない時代と空間において、妖魔が
人類を補食しています。それに対抗して人類が生み出したのは、妖魔の一部を身体
に埋め込んで、妖魔以上の素早さを備え、妖魔を斬るクレイモアという大剣を振るう
異様な一族、彼らは、その大剣をもとに、クレイモアと呼びならわされています。クレア
というクレイモアが妖魔を倒すその過程で、一人の少年と出会います。ひょんなこと
から彼を連れて妖魔退治に出かけるクレア。彼女の前に立ちはだかるさまざまな
妖魔の話。27巻で完結する話ですが、さすがに無料で公開するだけあって、実力満々
の良作と思います。無料で3巻読めるなら大変なおすすめです。
二作目。
ラーメン発見伝。
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三作目。
ラーメン西遊記。
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どちらも久部緑郎先生の原作ですね。登場人物もかなりかぶっておりながら、
筋立てが全くオリジナルなのは、久部先生の蘊蓄と力量の賜物でしょう。
週末はおかげで大変楽しみました。電子書籍大変よろしい。

Kindleの無料コミックで土日潰せる件



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by rodolfo1 | 2015-03-10 02:44 | 漫画 | Comments(0)

web漫画。ラーメン食いてぇ!

講談社の運営する、モーニング、イブニング、アフタヌーン合併ネット漫画
サイト、モアイに公開されているweb漫画。ラーメン食いてぇ!がなかなか
面白いと話題になっています。
登場人物三人が死に瀕するところが冒頭です。なかなか劇的ですね。
その後、今や祖母の死後、幻となった青蘭ラーメンをめぐって登場人物が
動き始めるわけです。ネット漫画の常道とはならず、今週めでたくネット
上で完結しました。なかなかモアイも根性がありますね。
ではちょっとご紹介。
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なかなか面白いです。こちらでご覧ください。

web漫画。ラーメン食いてぇ!

速報。なんと書籍化決定らしいです。
この頃多いビジネスモデルですね。良い事だと思います。



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by rodolfo1 | 2015-03-09 02:24 | 漫画 | Comments(0)

位置原光Z作。アナーキー・イン・ザ・JKを読みました。

うちはムービングウィークです。今日から連れはハワイに出発です。
私は土曜日に出発しますので、仕事もきついですし、ひたすら
連れが仕込んで行ったおでんを食べながら、電子書籍を読みふける
毎日です。その一環。私のブログで一二の人気を誇る記事。
小悪魔淫魔、サキュバスちゃん
小悪魔淫魔、サキュバスちゃん。その後
の原作者、位置原光Z作。アナーキー・イン・ザ・JKを読みました。
大変期待していたのですが、はっきり言ってもひとつでした。
サキュバスちゃんは良いとして、一つ目女子高生、吉川っちがいまいち可愛くありません。
このシリーズは、キャラもあまり立ってませんし、もう諦めた方が良いと思います。
その他の、この漫画の流れのシリーズなんかはなかなか良いし、単行本に収載
されてないお姉ちゃんシリーズもなかなか面白いので、才能はしこたまお持ちだと
思います。やはりネットという媒体で発表されている作品というのは、出版にまつわる
リスクが少ないので、編集者との詰めが甘いんじゃないですかね。
大変期待しておりますので、今後の精進を望む次第です。
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by rodolfo1 | 2014-12-25 02:15 | 漫画 | Comments(0)